「マッサージしたって良くならないんだから筋肉じゃないわ!」
「奥の方でジンジン痛むから骨が問題じゃないかしら?」
そんな声も聞こえてきそうですが、問題の多くは筋膜や筋肉が関係している事は意外と知られていません。実際、腰痛を訴えて整形外科でレントゲンを撮ると、「腰椎の4番と5番の間が潰れてますよ。」とか、「椎間板ヘルニアですね。」などと容易に診断されるので、なおさら骨の異常と考えがちです。
しかしながら、そのように診断を下され、当院に来院した方の8割以上が骨自体が問題の腰痛ではありません。では病院は嘘をついているのでしょうか?
腰椎4番5番(背骨の下から数えて1番目と2番目)は腰骨の中で1番負荷のかかる箇所なので、加齢とともに潰れたり、ヘルニアが見受けられる事は、よくある事なのです。
なので、腰痛を訴えてなくても腰椎の4番と5番の間が潰れてたり、ヘルニアがレントゲンで映る方は多くいます。「ヘルニアの手術したが良くならなかった。」と言う方がいるのは、腰痛を引き起こしている原因が違うからなのです。