頭痛について

一般的な頭痛の分類として、慢性頭痛である「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」。脳出血やくも膜下出血などの命にかかわる頭痛。風邪やお酒を飲んで起きる頭痛があります。ここではおもに慢性頭痛の「緊張型頭痛」「片頭痛」の原因、施術方法について説明して行きます。

緊張型頭痛

肩こりや首の筋肉の緊張によって頭痛を引き起こすと言われていますが、なぜ筋肉が緊張するのかがわからないと解決になりません。肩や首とは離れた足や骨盤が歪み、バランスが悪くなった身体を肩や首が緊張する事で支えようとする場合があります。そのため、肩や首を揉んだり、マッサージするだけでは一時的で、すぐ元に戻ってしまいます。

【治療方法】

まず痛みの発信源であるトリガーポイント(痛みが出現している箇所とは異なる)と呼ばれる箇所を圧迫し、痛みの出所を断ちます。この方法により筋肉の緊張を取ります。その後再び筋肉が緊張し、トリガーポイントが出現しないよう、骨格、姿勢の歪みを正して行きます。骨格、姿勢矯正を始めてから新陳代謝により筋肉が入れ替わってきた頃には、再発がしにくくなる。または緊張性頭痛が一時的に出ても睡眠により回復しやすくなります。

片頭痛

多くは頭の片側に脈を打つように出る、拍動性の頭痛で、一度出現すると一定期間続く事が多いです。その他、おじぎなど動作痛も認められます。一般に三叉神経と呼ばれる、顔や頭に分布している神経が拡張した血管により圧迫される事で起こると言われています。一般的な治療法としては薬物治療で、半永久的に使い続ける方が多いです。しかし、骨格、筋肉等の歪みを正す事で根本的に改善する場合が多くあります。歪みを正す事で、三叉神経と血管の隙間を作ったり、自律神経を整える事で神経過敏を抑えます。

【治療方法】

三叉神経や自律神経の発信元である顔や頭蓋骨の歪みを整えて行きます。地球に重力がかかっている関係上、脚や背骨が歪んでも、バランスを取ろうとして顔や、頭も歪んでしまいますので、原因箇所を検査により割出正して行きます。