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各症状と施術例

ストレッチ体操による腰痛への効果について

身体を柔らかくする事や、運動前の準備体操のためなどで、ストレッチ体操を行っているという話はよく耳にします。特に当院にお越しの患者さんなんかは、健康意識の高い方々が多いので、なおさら高い割合でおられます。

ここではストレッチ体操の効果や腰痛にどのように影響していくかを述べて行きたいと思います。

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まずストレッチ体操の種類ですが、スタティックストレッチ、バリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチなど多くの種類があります。

一般的に多く用いられていて、皆さんになじみ深いのがスタティクストレッチで、静的ストレッチとも呼ばれています。例えば立位体前屈なんかもそれにあたります。反動をつけずゆっくりと該当部位がストレッチされるのを感じながら静止するストレッチです。

静的ストレッチの効果として血流改善、関節可動域の増大、筋肉の弛緩、筋バランスの改善、姿勢の改善等が期待出来ます。

ストレッチにより短縮筋の長さが回復し、拮抗筋(相反作用のする筋肉。力こぶの筋肉が短縮筋であった場合、拮抗筋は二の腕の振袖になる筋肉)と協力して収縮と弛緩が出来るようになると、弛緩時血液をより回収し、収縮時血液を送り出すという筋ポンプ効果が高くなるので血流改善、関節可動域の増大がおきるのです。

血流が改善する事で、老廃物や発痛物質が滞るのを防ぎ、酸素や栄養を取り込みやすくしてくれます。また、関節可動域が増大する事で各関節や筋肉にかかる負荷を場合により緩衝してくれます。

筋バランスや姿勢の改善については、短縮筋のみを選別し、効率的にストレッチが出来れば、筋バランスも姿勢も改善が一定範囲迄は可能です。ですがストレッチ体操においての自分が得意な種目(柔らかい)ばかりをやり、苦手な種目、短縮筋をターゲットにした種目をやらなければ、逆効果になる事さえあります。

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ここ迄おもにストレッチにおけるメリットについて述べて来ましたが、ある条件下での話です。筋肉や筋膜が捻れていたり、筋膜が他の組織とくっついたように固まってしまうと、ストレッチをしても効果が出ません。

このような場合は結ったゴムのような感じに似ています。結ばれていない部分は伸縮しますが、結び目は伸縮しません。それでも無理に伸ばそうとすると結び目の手前で切れてしまいます。これは筋膜や筋肉においても同様のメカニズムで傷つけてしまう事があります。

まとめますと腰痛にしても他の部位の障害にしても、ストレッチで効果が期待出来るのは、軽症な人や筋肉の捻れがそれ程強くない人、筋膜が他の組織とくっついていない部位に対してです。

言い変えますと、予防として効果があり、健康な時からコツコツと正しいストレッチを行う事は非常に効果的だという事です。

良い例が野球のイチロー選手です。彼は予期せぬ外傷(選手同士の交錯など)以外は怪我とは無縁です。毎日の入念なストレッチも一役買っているのではないでしょうか。


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